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慶應義塾大学商学部の偏差値と入試対策を徹底解説
慶應義塾大学商学部の偏差値は、河合塾Kei-Netの2027年度一般選抜ボーダーでA方式65.0・B方式67.5、ベネッセ・マナビジョンの掲載値ではA方式72・B方式75が目安です。商学部はA方式(数学)とB方式(論文テスト)で3科目めが異なり、倍率や合格最低点も方式によって大きく違います。偏差値とあわせて、どちらの方式で受けるかも早めに考えておきましょう。
参照元:河合塾Kei-Net「慶應義塾大学偏差値(ボーダーライン)」(https://search.keinet.ne.jp/2210/general/border_rate)/ベネッセ・マナビジョン「慶應義塾大学/商学部の偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)」(https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3242/hensachi/shou/index.html)
慶應義塾大学商学部を目指すなら、偏差値だけでなく受験する方式まで含めて確認したいところです。
プラドアカデミーの指導方針も踏まえ、慶應義塾大学商学部を目指す受験生が意識したいポイントを整理しました。英語・地理歴史と、A方式の数学またはB方式の論文テストの課題を分けて確認し、現在地に合った学習計画を立てる際の参考にしてください。
河合塾ではA方式65.0・B方式67.5が目安です。
ベネッセではA方式72・B方式75です。判定基準が異なるため、異なる模試の数字を一つの尺度として比べないことが大切です。
どちらの方式も400点満点です。
外国語200点と地理歴史100点に、A方式は数学100点、B方式は論文テスト100点が加わります。
倍率はA方式約3.0倍、B方式約9.0倍でした。
2026年度の受験者数を最終合格者数で割った値です。B方式は募集人員が120人と少なく、合格最低点も高くなっています。
の見解慶應義塾大学は学部ごとに出題の形式が違うため、
商学部の問題に合わせた対策が欠かせません。
慶應義塾大学は学部ごとに出題の内容や形式を工夫しているので、複数の学部を受ける人ほど、学部ごとの違いを比べたうえで勉強の進め方を決めることが大切です。商学部ではA方式とB方式で3科目めが変わるため、受ける方式を早めに決め、その方式の過去問で課題を確かめていきましょう。
慶應義塾大学商学部の偏差値は、2027年度入試の目安として河合塾Kei-NetでA方式65.0、B方式67.5です。ベネッセ・マナビジョンではA方式72、B方式75と掲載されています。大学が公式に偏差値を公表しているわけではないため、「どの模試・どの判定基準の数字か」を確認したうえで活用してください。
偏差値の目安
河合塾Kei-Net:A方式65.0・B方式67.5
2027年度一般選抜(商)のボーダー偏差値です。ボーダーラインは、河合塾が合格の可能性を50%と予想するラインで、全統模試の偏差値と照らし合わせて使う数字です。
ベネッセ・マナビジョン:A方式72・B方式75
商学科の偏差値として掲載されています。2026年度第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(9月)のB判定値で、ベネッセが合格可能性60%以上80%未満と予想する偏差値です。
河合塾とベネッセの数字は、同じ基準ではありません。
河合塾の数字は合格可能性50%のライン、ベネッセの数字は合格可能性60%以上80%未満にあたる値で、もとになる模試も違います。全統模試を受けている人は河合塾の数字を、ベネッセ・駿台の共通テスト模試を受けている人はベネッセの数字を、受ける予定の方式と合わせて自分の偏差値と比べてください。どちらもB方式のほうが高い点は共通しています。
参照元:河合塾Kei-Net「慶應義塾大学偏差値(ボーダーライン)」(https://search.keinet.ne.jp/2210/general/border_rate)/河合塾Kei-Net「ボーダーライン」(https://www.keinet.ne.jp/exam/basic/term/ha_10.html)/ベネッセ・マナビジョン「慶應義塾大学/商学部の偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)」(https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3242/hensachi/shou/index.html)
入試の全体像(2027年度一般選抜)
| 募集人員 | A方式480人・B方式120人(商学科) |
|---|---|
| 試験日 | 2027年2月14日(日) |
| 外国語 | 200点(英語)。A方式・B方式で共通の問題 |
| 地理歴史 | 100点。世界史(世界史探究)、日本史(日本史探究)、地理(地理探究)から1つを選択。A方式・B方式で共通の問題 |
| 3科目め | A方式は数学100点(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C)、B方式は論文テスト100点(資料を読み、論理的理解力と表現力を問う) |
| 試験の順番と時間(2026年度) | 外国語(90分)→地理歴史(60分)→数学または論文テスト(70分) |
| 合格最低点(2026年度) | A方式279点・B方式300点(400点満点) |
| 倍率(2026年度) | A方式約3.0倍(受験者4,782人÷最終合格者1,601人)・B方式約9.0倍(受験者3,216人÷最終合格者358人) |
| 補欠(2026年度) | 補欠者はA方式496人・B方式222人が発表され、入学を許可された人はどちらも0人 |
試験の順番と時間、共通問題であることは2026年度の一般選抜要項によるものです。大学は2027年度の要項を2026年11月上旬に公開する予定としています。
合格最低点と受験者平均点(2025・2026年度)
| 年度 | A方式の最低点 | B方式の最低点 | 英語 | 地理歴史 | 数学 | 論文テスト |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 279点 | 300点 | 116.90点 | 66.73点 | 67.70点 | 62.17点 |
| 2025年度 | 246点 | 281点 | 110.88点 | 64.52点 | 45.84点 | 57.22点 |
合格最低点は400点満点で、正規合格者の最低総合点です。英語は200点満点、ほかの科目は100点満点です。平均点はA方式とB方式の受験者全体の値で、地理歴史は得点の補正をする前の値です。下の目安は、この2年分の結果から計算したものです。
B方式は、平均点の合計からの上乗せがA方式の約2倍
2026年度の受験者平均を足すと、A方式の3科目(英語・地理歴史・数学)で約251点、B方式の3科目(英語・地理歴史・論文テスト)で約246点です。最低点との差は、A方式が約28点、B方式が約54点でした。2025年度も約25点と約48点で、B方式は2倍ほど大きい差になっています。平均点は両方式の受験者全体の値で、地理歴史は補正前の点なので、差はおおよその目安として見てください。
A方式の最低点は、1年で33点上がった
数学の平均点は2025年度の45.84点から2026年度は67.70点に上がり、A方式の最低点も246点から279点に上がっています。最低点は年度によって30点以上動くことがあるので、279点を固定の目標にするより、過去問の合計点が平均点の合計をどれだけ上回ったかで見るほうが比べやすくなります。ただし、その差だけ上回っても、届くのは最低点の付近までです。
点数の組み合わせの一例(2026年度の最低点で計算)
A方式なら、英語140点(7割)、地理歴史70点、数学69点で合計279点となり、2026年度の最低点と同じになります。英語と地理歴史が同じ点数のままB方式で受けると、論文テストで90点取ってようやく300点です。自分の過去問の点数をこの形に当てはめると、どの科目であと何点必要かが見えてきます。最低点ちょうどでは余裕がないので、目標はこれより上に置きましょう。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「一般選抜」(https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/faculty/examinations/general-admissions/)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 統計総括」(https://www.keio.ac.jp/files/32d7248026715b4d0ee6aa84b49c136bd32cd6fe3e25c6cc126df449e852b3a1)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/4b09860d1ae7c06f2c52616e7fc3c44aba80eb28ec3a1fdb39cfe717f5c2ac62)/慶應義塾大学「2025年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/1a618b9d502434176620fbfcae06e39214310f0e7d8fd97576fbd6fbc241d817)
2026年度要項では、外国語と地理歴史はA方式・B方式で共通の問題で、3時限目の科目だけが違いました。学部内の併願はできず、どちらの方式で受けるかを出願時に選び、入学検定料を支払った後は変更できませんでした。2027年度も、両方式は同じ日に行われます。
方式ごとの違い(2026年度)
| 項目 | A方式 | B方式 |
|---|---|---|
| 3時限目の科目(70分) | 数学 | 論文テスト |
| 募集人員 | 480人 | 120人 |
| 受験者/最終合格者 | 4,782人/1,601人 | 3,216人/358人 |
| 倍率(受験者÷最終合格者) | 約3.0倍 | 約9.0倍 |
| 合格最低点(400点満点) | 279点 | 300点 |
A方式を考えたい人
数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C(数学Aは図形の性質と場合の数と確率、数学Bは数列、数学Cはベクトル)の過去問で、安定して得点できる人です。2026年度は倍率約3.0倍、最低点279点と、数字の上ではB方式より低くなっています。
B方式を選ぶ前に確かめたいこと
2026年度の論文テストは、長い小論文ではなく、文章の読解に加えて、図の読み取りや計算、20〜30字程度の短い記述を組み合わせた問題でした。「数学が苦手だからB方式」と決める前に、過去問を一度解いて形式を確かめましょう。
迷ったら、数学と論文テストの過去問を両方解く
2026年度は外国語と地理歴史が共通の問題だったので、比べるのは3時限目の科目です。両方の過去問を70分で解き、どちらで得点を伸ばせそうかを比べましょう。目安になるのは最低点の差で、2026年度は21点(300点−279点)、2025年度は35点(281点−246点)でした。英語と地理歴史が同じ点数なら、B方式では、A方式で数学に必要だった点よりこれだけ多く論文テストで取る必要があった計算です。
どちらの方式でも、英語と地理歴史で300点
400点のうち300点は、どちらの方式にもある英語(200点)と地理歴史(100点)です。方式選びで迷っている間も、英語と地理歴史の準備は先に進めておきましょう。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 統計総括」(https://www.keio.ac.jp/files/32d7248026715b4d0ee6aa84b49c136bd32cd6fe3e25c6cc126df449e852b3a1)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/4b09860d1ae7c06f2c52616e7fc3c44aba80eb28ec3a1fdb39cfe717f5c2ac62)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 論文テスト」(https://www.keio.ac.jp/files/9a7a9a6898ddd8ce5c5665beb4f87ea8f2b30434479b2932d7585472343c8a8e)
商学部の一般選抜は2027年2月14日に行われます。11月に入ると試験までは約3か月半で、その間に出願の手続きも済ませなければなりません。慶應義塾大学が公表している2027年度の日程に、時期ごとに進めたい対策を重ねると次のようになります。出願の前には、当該年度の一般選抜要項を必ず確認してください。
2027年度の一般選抜要項が公開される予定です。A方式とB方式のどちらで受けるかを決め、時間割や方式の扱いに変更がないかを要項で確かめましょう。
過去問は、本番と同じ順番と時間で解きましょう(2026年度は外国語90分、地理歴史60分、数学または論文テスト70分の順)。大学が公開している2026年度の試験問題では、英語の一部の英文が著作権の関係で載っていないため、英語は別に過去問の教材が必要です。採点したら、3科目の合計が受験者平均の合計をどれだけ上回ったかも記録しておくと、伸びを確かめやすくなります。
インターネットでの出願登録と入学検定料の支払いの期間です(12月24日10時〜1月18日17時)。出願書類の郵送は2027年1月4日から1月18日までで、締切日の消印まで有効です。2026年度要項では、受験する方式は出願時に選び、検定料を支払った後は変更できませんでした。
新しい教材は増やさず、これまでの過去問で見つけた失点の原因を一つひとつ解消していく時期です。本番の順番どおりに3科目を続けて解く日を何回か設け、1日がかりの試験の時間の使い方にも慣れておきましょう。
商学部の試験日です。2026年度の時間割どおりなら、10時に始まる外国語から16時に終わる数学または論文テストまで、1日で3科目を受けます。
2月24日が合格発表日です。入学金等の支払期限は3月3日(水)、入学手続の締切は3月12日(金)です。2026年度要項では、補欠者も合格発表と同時に発表され、合格者の入学手続の状況で欠員が出た場合に限って、順に入学が許可される仕組みでした。2026年度の商学部では補欠者が発表されたものの、入学を許可された人はA方式・B方式とも0人でした。
参照元:慶應義塾大学「一般選抜」(https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/faculty/examinations/general-admissions/)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/4b09860d1ae7c06f2c52616e7fc3c44aba80eb28ec3a1fdb39cfe717f5c2ac62)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 統計総括」(https://www.keio.ac.jp/files/32d7248026715b4d0ee6aa84b49c136bd32cd6fe3e25c6cc126df449e852b3a1)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 英語」(https://www.keio.ac.jp/files/c4f20dc17016c1a742b1f585fab54be9f45fc87dd64e71829a270d182385762f)
の見解【入試スケジュール編】
11月以降は、試験日から逆算して、過去問演習と復習の日程を先に決めておきましょう。過去問は本番と同じ順番と時間で解き、英語・地理歴史・数学または論文テストのどこで失点したかを記録します。間違えた問題には印を付けて解き直し、翌週の学習計画に組み込んでいくと、同じ失点を繰り返しにくくなります。
2027年度一般選抜の外国語は英語で、200点です。2026年度はA方式・B方式で共通の問題で、1時限目の90分でした。400点のうち半分を占めるため、どちらの方式で受ける場合も英語が得点の土台になります。
2026年度の出題形式
長文読解が3題(大問I〜III)
長い英文を読み、空所補充と内容把握に答えます。下線部の意味、本文の内容に合わないものを選ぶ問題、本文に合う記述やタイトルを選ぶ問題などがあり、すべてマークシートで答えます。
文法・語彙と短い英文(大問IV〜VI)
IVは単文の文法・語法の空所補充、Vは英文中の語彙の空所補充、VIは短い英文4つにそれぞれ1問ずつの内容把握でした。大問I〜VIを合わせて、マーク式の問題は46問です。
語形を変えて書く問題(大問VII・VIII)
VIIは語群の動詞を選び、必要なら形を変えて空所に書き入れる問題、VIIIは動詞を名詞形にして書き入れる問題でした(-ing形は不可)。記述はこの2題で11問です。
90分で57問を解く分量
マーク46問と記述11問で、合わせて57問です。大学は出題意図で、与えられた課題を時間内に正確に処理する力を見極める問題量にしていると説明しています。
対策の手順
文法・語彙の穴をなくしましょう。
大問IV・Vは知識で答える問題です。間違えた語法や語彙は、例文ごと覚え直すのが基本です。
記述2題は設問の条件まで読みましょう。
2026年度のVIIは、同じ動詞を2回以上選ぶと正解でも得点にならない決まりでした。過去問を解くときは、こうした設問の条件を読み落としていないかも確かめてください。
長文は時間を測って読みましょう。
長文3題に短い英文と知識問題が加わるため、1題に時間をかけすぎると最後まで届きません。大問ごとの目安時間を決めて解き、どこで時間を使いすぎたかを記録しておくと、次の演習で配分を直しやすくなります。
90分で通して解きましょう。
本番と同じ90分で通して解き、マークと記述の見直しに使う時間も残せる配分を確認してください。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 英語」(https://www.keio.ac.jp/files/c4f20dc17016c1a742b1f585fab54be9f45fc87dd64e71829a270d182385762f)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 英語 出題意図・解答例」(https://www.keio.ac.jp/files/63f630e9bada6004aaa82735a7617ba9caa986e9505f971c3a74d0c7860b725b)
の見解【英語対策編】
商学部の英語の特徴は、語形変化や派生語を問う問題があることです。単語は意味だけでなく、品詞ごとの形まで書けるように覚えておきましょう。長文は人文・社会系の現代的なテーマが多いとされるので、段落ごとの主張をつかみながら、全体の流れを追う読み方を身につけることが大切です。
A方式の数学は100点で、2026年度は3時限目の70分でした。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cで、数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」、数学Bは「数列」、数学Cは「ベクトル」です。
数学A・B・Cは、決められた4単元だけが範囲です。
学習指導要領(平成30年告示)の単元で見ると、数学Aの「数学と人間の活動」、数学Bの「統計的な推測」「数学と社会生活」、数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」「数学的な表現の工夫」は範囲に含まれていません。数学Ⅰ・Ⅱには範囲を限る記載がなく、数学Ⅲは出題科目に入っていません。数学A・B・Cは、学校や生徒に応じて単元を選んで履修する科目なので、範囲の4単元を授業で習っているかも早めに確かめましょう。
2026年度の出題形式
大問4つ、答えは数字をマーク
数字をマークシートに塗る形式が中心で、一部の問いは別の解答用紙に答えだけを書きます。途中の式や説明を書く問題はありませんでした。分数は約分し、根号の中はできるだけ小さい自然数にして答えます。
大問Iは幅広い分野の小問
分散(データ)、対数と領域、数列、必要条件・十分条件、三角関数の方程式と、5つの分野から小問が出されました。大学は、基本事項を問う問題と説明しています。
大問II・IIIはベクトルと微分・積分
IIは空間ベクトル(内積・長さ・平面の式)、IIIは3次関数の接線と積分の問題でした。大学は、それぞれの分野の理解力・思考力・計算力を問うとしています。
大問IVは確率と期待値
カードを引く試行を題材に、確率、期待値、条件付き確率を問う問題でした。
対策の手順
範囲の分野を一通り確認しましょう。
大問Iのように幅広い分野から小問が出るため、範囲内の分野を基本問題で一通り解ける状態にしておくことが出発点です。
答えを正確に出す練習をしましょう。
答えだけを書く形式なので、計算ミスはそのまま失点になります。間違えた問題は、考え方の誤りか計算ミスかを分けて記録してください。
過去問で出た分野を重ねて練習しましょう。
2026年度は大問II〜IVがベクトル、微分・積分、確率でした。過去問で同じ分野の問題を解き、典型的な解き方を確かめておくと安心です。
70分で通して解きましょう。
4題を70分で解き、マークの確認と答えの形(約分・根号)の見直しに使う時間も残せるか確かめてください。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 数学」(https://www.keio.ac.jp/files/359115ee0fc027c79b6a89499fea57a0e76697ff37ebf57bb0afc006f22a37d3)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 数学 出題意図・解答例」(https://www.keio.ac.jp/files/81474dfc47df6e5ea93e130409f786ab0d040d5843de1d99778cfbea9e680b9d)/国立教育政策研究所「第4節 数学」(https://erid.nier.go.jp/files/COFS/h30h/chap2-4.htm)/文部科学省「平成30年改訂の高等学校学習指導要領に関するQ&A <数学に関すること>」(https://www.mext.go.jp/content/1422374_001.pdf)
の見解【数学対策編】
A方式の数学は、ほぼすべての分野から幅広く出題されます。得意分野で点を稼ぐことより、苦手分野を作らないことを意識して準備を進めましょう。過去問で解けなかった問題は分野ごとに記録し、基本問題に戻って穴を埋めてから、もう一度解き直すことが大切です。
2027年度一般選抜の地理歴史は100点で、世界史(世界史探究)、日本史(日本史探究)、地理(地理探究)から1つを選びます。2026年度はA方式・B方式で共通の問題で、2時限目の60分でした。
2026年度の出題形式
3科目とも大問3つ
世界史・日本史・地理のどれも大問3つでした。各大問の問1は、文章中の空欄に入る語句を語群から選んでマークシートに番号で答える形式で、問2以降は、語句や人名などを解答用紙に書いて答える問題が中心です。
世界史:15字以内の説明が2問
税制、女性の役割、財と綿花がテーマでした。グラフと地図から州名を答える問題もありました。大学は、経済と関わる人間の営みについての知識と理解、論理的に考える力を問うと説明しています。
日本史:漢字で書く問題が中心
中国との外交、近世の対外関係、マスメディアの歴史がテーマで、25字以内で説明する問いが1問ありました。大学は、外交や貿易体制の変化、メディアが社会にもたらした影響の理解を問うとしています。
地理:用語を書く問題が中心
アジアの工業化、大阪の姉妹都市を題材にした農業と都市、都市と観光がテーマで、用語をカタカナなどで書く問題が中心でした。字数指定のある説明問題は見当たりません。大学は、経済発展や産業構造の変化、都市問題を地理を通して理解できているかを問うとしています。
地理歴史は、2025・2026年度とも得点の補正が行われました。
商学部の地理歴史は、2025・2026年度とも、科目間の難易度の差による不公平をなくすために、統計的な処理で得点が補正されました。世界史・日本史・地理の平均点の差だけを見て受験科目を選び直す必要はないので、自分が得点を伸ばしやすい科目で準備を進めましょう。
対策の手順
語群から選ぶ問題で取りこぼさないようにしましょう。
各大問の問1は空欄が40前後ある語群選択です。用語を見て、意味と時代・地域がすぐに分かる状態が目標です。
用語を正しく書けるようにしましょう。
問2以降は語句を書いて答えるため、日本史なら漢字、地理ならカタカナの表記まで正確に覚えてください。
経済に関わるテーマで整理しましょう。
2026年度は税制、貿易、メディア、工業化、農業など、経済や社会に関わるテーマが目立ちました。時代や地域をまたいでテーマごとに知識をまとめておくと、つなげて思い出しやすくなります。
60分で通して解きましょう。
問1の空欄だけで120前後あり、そのうえ記述の問題も解きます。迷った問題に時間を使いすぎず、最後まで解き切る練習を重ねてください。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/4b09860d1ae7c06f2c52616e7fc3c44aba80eb28ec3a1fdb39cfe717f5c2ac62)/慶應義塾大学「2025年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/1a618b9d502434176620fbfcae06e39214310f0e7d8fd97576fbd6fbc241d817)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 世界史」(https://www.keio.ac.jp/files/9693ae4cb49d9089b9e8de6d495a42242965479d3b035e15a29eae2167edc4f9)/慶應義塾大学「【出題意図】2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 世界史」(https://www.keio.ac.jp/files/4dd3a4b7b98c56736aaec9b9ea4bf73f56b07c84d6ae5d497019d08571a2439f)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 日本史」(https://www.keio.ac.jp/files/ed54dba07efcf04a69ace9726ab4271defb9b50044071af565f77c1a008ef09b)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 日本史」(https://www.keio.ac.jp/files/c447965992382934bb906022f77d3b9d167ee245e25cdfd7e6cc6b6fee35342c)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 地理」(https://www.keio.ac.jp/files/e2214c19630934cf8ff3a6b465db49270589eb849748e82638227433376cb28a)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 地理」(https://www.keio.ac.jp/files/02748676030a9b2448d4639823ebeb82bb0fdf933e3ee02177381953dc1ad689)
B方式の論文テストは100点で、2026年度は3時限目の70分でした。大学は、資料を与えて論理的理解力と表現力を問う科目としています。2026年度要項では、現代日本語で書かれたやや長文の資料や図表を読み、その内容の理解力・論理的思考力・表現力を問うと説明されていました。
2026年度の論文テストは、長い小論文ではありませんでした。
2026年度は大問2つで、語群から選ぶ空所補充や本文からの抜き出しに、20〜30字以内の短い記述を組み合わせた問題でした。大問IIには、図の読み取りと、本文の式に数値を入れて計算する問いもありました。
2026年度の出題形式
大問I:筆者の論理を読む
人間が言語をどう理解していくかを論じた文章でした。語群から選ぶ空所補充、接続語の空所補充、本文からの抜き出し、20字以内と30字以内の記述に答えます。大学は、筆者の論理を読み解き、その主張を適切な用語で簡潔に説明できるかを問うとしています。
大問II:図表と計算を含む
消費期限と賞味期限をテーマにした文章でした。図に当てはまる語の組み合わせ、細菌が増える数の計算、本文の式に気温の値を入れて計算する問い、30字以内と25字以内の記述が出ました。大学は、具体例と一般化された説明の関係を読み取り、数量的な説明や式をもとに計算できるかを問うとしています。
対策の手順
筆者の論理を段落ごとに整理しましょう。
各段落の主張と具体例を分けて読み、文章全体の論理の流れをつかむ練習から始めるのがおすすめです。
短い字数でまとめる練習をしましょう。
記述は20〜30字以内と短いため、要素を絞って書く力が求められます。本文の言葉を使いながら、指定の字数に収める練習を重ねてください。
図表と式を読む練習をしましょう。
2026年度は、図の読み取りや本文の式を使った計算が出ました。グラフや表のある文章を読み、数値がどう変わるかを説明できるようにしておくと安心です。
70分で通して解きましょう。
2つの文章を読み、選択・抜き出し・記述・計算を70分で解き切れるか、過去問で時間の配分を確かめてください。
参照元:慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 論文テスト」(https://www.keio.ac.jp/files/9a7a9a6898ddd8ce5c5665beb4f87ea8f2b30434479b2932d7585472343c8a8e)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜 商学部 論文テスト 出題意図・解答例」(https://www.keio.ac.jp/files/eb547f48d7b4ae6a8e25b6629995573c679ce7c0885ae55927359d99f10f276e)
65.0は河合塾がA方式について合格可能性50%と予想するラインで(B方式は67.5)、合格を保証する数字ではありません。合否は400点満点の総合点で決まります。2026年度の最低点は、3科目の受験者平均の合計より、A方式で約28点、B方式で約54点上でした。この差だけ上回っても届くのは最低点の付近までなので、偏差値とあわせて過去問の合計点でも確かめましょう。
2026年度要項では、商学部内の併願はできませんでした。A方式とB方式は同じ日に行われ、2026年度は外国語と地理歴史が共通の問題でした。どちらで受けるかは出願時に選び、検定料を支払った後は変更できなかったので、2027年度の扱いも要項で確認してから決めましょう。
数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cです。数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」、数学Bは「数列」、数学Cは「ベクトル」が範囲で、学習指導要領の単元でいう数学Bの「統計的な推測」や数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」などは含まれていません。2026年度は、分散(データ)、対数、空間ベクトル、微分・積分、確率・期待値などが出題されました。
2026年度の問題を見る限り、長い文章を自由に書く小論文とは違います。資料文を読んで語群から選ぶ空所補充や本文からの抜き出し、20〜30字以内の短い記述に答える形式で、図の読み取りや計算を含む問いもありました。
2026年度は補欠者がA方式で496人、B方式で222人発表されましたが、入学を許可された人はどちらも0人でした。2026年度要項では、補欠者は合格者の入学手続の状況で欠員が出た場合に限って入学が許可される仕組みでした。補欠に入っても入学できるとは限らないことを前提に、併願の計画を立てておきましょう。
試験日は重なっていません。慶應義塾大学の一般選抜のページでは、2027年度の試験日は経済学部が2月13日(土)、商学部が2月14日(日)で、2日続けての受験になります。経済学部は2027年度以降の試験科目の変更が案内されているので、出願前に大学の案内で確認してください。
2027年度の商学部一般選抜で公表されている試験科目は、外国語・地理歴史に、A方式は数学、B方式は論文テストを加えた3科目です。大学入学共通テストを利用する方式は、この一般選抜の試験科目には含まれていません。
2027年度の商学部の外国語は英語の試験で、文学部のような英語外部試験利用の選択肢は、公表されている試験科目にはありません。英検などのスコアを持っていても、試験当日に英語の問題を解く必要があります。
参照元:河合塾Kei-Net「慶應義塾大学偏差値(ボーダーライン)」(https://search.keinet.ne.jp/2210/general/border_rate)/河合塾Kei-Net「ボーダーライン」(https://www.keinet.ne.jp/exam/basic/term/ha_10.html)/慶應義塾大学「一般選抜」(https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/faculty/examinations/general-admissions/)/慶應義塾大学「2027年度 一般選抜 試験教科・科目・配点」(https://www.keio.ac.jp/files/d76245e2bdc5e5a3f397c40b2ae40047b4d41cd3ea399c3b4dbf969c3ad989a7)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学 一般選抜要項」(https://www.keio.ac.jp/fixed-files/2026_ippan_youkou.pdf)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 統計総括」(https://www.keio.ac.jp/files/32d7248026715b4d0ee6aa84b49c136bd32cd6fe3e25c6cc126df449e852b3a1)/慶應義塾大学「2026年度 一般選抜 得点状況」(https://www.keio.ac.jp/files/4b09860d1ae7c06f2c52616e7fc3c44aba80eb28ec3a1fdb39cfe717f5c2ac62)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 数学」(https://www.keio.ac.jp/files/359115ee0fc027c79b6a89499fea57a0e76697ff37ebf57bb0afc006f22a37d3)/国立教育政策研究所「第4節 数学」(https://erid.nier.go.jp/files/COFS/h30h/chap2-4.htm)/慶應義塾大学「2026年度 慶應義塾大学入学試験問題 商学部 論文テスト」(https://www.keio.ac.jp/files/9a7a9a6898ddd8ce5c5665beb4f87ea8f2b30434479b2932d7585472343c8a8e)
プラドアカデミーは、高校生・既卒生向けの大学受験コースがある個別指導塾です。同社は大学受験コースについて、過去問から入試問題の攻略法を指導すると説明しています。同社サイトには、慶應義塾大学商学部に合格した生徒の合格体験記も掲載されています。
体験授業の講師が担任に
同社の説明では、無料体験授業を担当した講師が入塾後の担任になり(別の講師も選べます)、授業は1対1か1対2で行います。担任はいつでも無料で交代でき、授業方針への要望も伝えられるとされています。
志望校から逆算する「マスタープラン」
現在の学力から志望校までの道筋を、試験までの残り時間を考えて一人ひとりに作る学習計画です。計画は専用アプリに表示され、講師が進み具合を記録すると説明されています。
自習中の質問は「ヒントライン」で
専用アプリのオンライン質問Roomで、日曜・祝日も開いています。講師が1対1で対応し、答えを教えるのではなくヒントを出して解き方に導く形式です。同社の生徒は利用料なし・回数制限なしで使えるとされています(スマホかタブレットが必要)。
始めるまでの流れ
問い合わせのあと、教室長との学習相談で目標や悩みを伝えます。成績表を持参するか、無料の「実力診断テスト」で現在の学力を確かめ、そのうえで80分の無料体験授業を受ける流れです。体験のその場で入塾を決める必要はないとされています。
参照元:プラドアカデミー「大学受験対策の個別指導・進学塾」(https://www.weg.jp/course/high/course-h1/)/プラドアカデミー「特色」(https://www.weg.jp/feature/)/プラドアカデミー「よくある質問」(https://www.weg.jp/faq/)/プラドアカデミー「質問できる自習室」(https://www.weg.jp/hintline/)/プラドアカデミー「無料体験授業・入塾までの流れ」(https://www.weg.jp/freetrial/)/プラドアカデミー「大学受験」(https://www.weg.jp/voice/high/)
慶應義塾大学商学部の偏差値は、
方式ごとの倍率と合格最低点とあわせて確認しましょう。
偏差値は、河合塾Kei-Netの2027年度一般選抜ボーダーでA方式65.0・B方式67.5、ベネッセ・マナビジョンの掲載値でA方式72・B方式75が目安です。一般選抜は外国語200点、地理歴史100点に、A方式は数学100点、B方式は論文テスト100点を加えた400点満点です。2026年度の倍率(受験者÷最終合格者)はA方式約3.0倍、B方式約9.0倍でした。受ける方式を早めに決め、英語と地理歴史を土台にしながら、3科目めの弱点を過去問で一つずつ修正していきましょう。
難関大学とは一般的に、偏差値60以上の大学を指すとされています。私立で言えばGMARCHやSMART、そして日東駒専の上位学部などが含まれます。特に早稲田・慶應大学は私立でも最難関と呼ばれており、必要な偏差値は約65程度です。
ここでは志望校別におすすめの個別指導塾をピックアップしました。
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